ぼっち家電製作のUPQ。CEOはあの中澤裕子と思ったら違った

   

NHK「おはよう日本」で

「ぼっち家電」なるものが紹介されました。

 

しかし「ぼっち家電」とは

ネーミングセンスに疑問ですね。

 

「ぼっち」という言葉は

ネガティブな要素を含んでいます。

 

「一人ぼっち」の「ぼっち」なわけですが、

望んで一人でいる人のような

「孤高」の人のことは「ぼっち」とは言いません。

 

「ぼっち家電」と名付けた人は

それをわかった上で名付けたのでしょうか。

 

紹介された企業で一際異彩を放っていたUPQ。

 

一人で24製品をわずか

2ヶ月でリリースした経験もあるとか。

 

詳細に迫ります。


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そもそもぼっち家電とは何か

 

パーソナル・ファブリケーションとも呼ばれており

「個人で製作しよう」という考え方のことです

 

現在は科学が進歩し、

高性能マイコンである

アルディーノやラズベリーパイが

安価に購入できますし、

 

3Dプリンターの技術が

発達したことで

ネックであった

ハードウェアの骨格も

個人で製作できます。

 

ちなみに、我々一般人が目にする個人製作は

どうしても「目を惹く」ことに重点を置くために

芸術性の高いものが多いです。

 

しかし商業的に考えないのであれば、

本来「自分だけが欲しいちょっとした機能」を

もつ家電を作ることが

最大のメリットだと考えます。

 

もしみなさんが

「あとちょっとこれができたら完璧なのに」

という思いを持っているのでしたら

ぜひパーソナル・ファブリケーションに

挑戦してみてください。

 

UPQのCEO 中澤優子


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元ハロプロの中澤裕子さんとは別人でした。

 

CEOの中澤優子さんは

元カシオの社員さんで、

携帯電話の企画をされていました。

 

カシオ日立の再編による

スマホ市場撤退の際に退職し、

秋葉原で「CAFÉ by PREGO」をOPEN。

 

パンケーキが人気で、

メディアに取り上げられることも多いそうです。

 

そのカフェの傍ら、

30歳で家電ブランドを立ち上げ、

「ほぼ一人家電メーカー」として

たった2ヶ月で17種24製品をリリース。

 

非常に精力的な企業家さんのようですね。

 

本当に一人で何から何まで全部?

 

というわけではないようです。

 

例えば、

製造は中国の工場へ委託していますし、

販売もDMM.make STOREに納めて

そこで販売しています。

 

だから

「なんだ一人でやってるんじゃないんだ」

と言いたいわけではありません。

 

商品のアイデアを考え、企画し、

流通に乗せるまでを個人が企業に依頼をし

販売までの流れを作ることができるシステムが

今の世の中に存在することが素晴らしいのです。

 

もちろん、中澤さんの経歴や人脈等の財産によって

販売までの期間が大幅に短縮されてはいますが、

まったくその分野に携わっていない、

たとば主婦や学生などが

面白いアイデアを実現できる環境が整いつつあります。

 

これはというアイデアを眠らせている方は

ぜひ第一歩を踏み出してください。

 

まとめ

 

ぼっち家電。

 

名前のイメージとは違い、

痒いところに手の届く、

個性的な家電を製作できるチャンスです。

 

自分だけが必要としている機能を盛り込んで、

自分だけが快適な家電を作る。

 

そんな究極のわがままも

実現できるぼっち家電。

 

この先、より環境が整備されて

裾野が拡がっていくでしょう。

 

その時に向けて、

どんな機能が足されたら便利か

想像していくのも面白いと思います。


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