躾と体罰と虐待 叱ると怒る 中2学生自殺で揺れる親子心

   

2014年に自殺を図り意識不明の状態だった中学2年の男子生徒が今年2月に亡くなりました。

 

生徒は児童相談所に何度か「保護してほしい」と相談していたそうです。

 

児童相談所としては保護するまでの問題ではないと判断し保護を見送っていた。

 

男子生徒の両親は取材に対して

 

「しつけの範囲だったが今思うと虐待だったかもしれない」

 

「何度言っても聞いてくれない時はどうすれば、、、」

 

など、困惑している。

 

この事件をうけ、世間では躾と虐待の境界線を巡って様々な意見が飛び交っています。

 

躾とはなにか?

 

今一度、躾について考える時がきているのかもしれません。

 

躾と虐待の違いを簡単にまとめてみました

 

お時間の許す限り御観覧ください。


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躾とは?

しつけとは、教育することと言い換えても良いが、教育一般よりも生活全般に根ざした、更に根源的な事柄にまつわる部分を教えていく行為を指す

wikiより引用

 

Wikiにはこう書かれています。

 

中には躾の過程に体罰も含まれています。

 

「手をあげたらすべて虐待だ!」

 

これは極論ですよね。

 

子供の将来を考え社会ルール、健康面、礼節を教えるのは親の努めです。

 

例えばお店に行って勝手に商品を開けて食べようとしたら止めますよね?

 

子供はなぜ食べてはいけないのかわかりません。

 

レジで精算するまではお店の物

 

この常識を知らないからです。

 

知らないなら教えましょう。わかるまで何回でも。

 

中には何回言ってもわからないorわかっているけどやってしまう子供もいます。

 

ここで体罰?

 

いえ、違います。何度でも言い聞かせましょう。

 

根気です。子育ては根気の塊です。

 

子供も内心ではわかっているんです。

 

わかっていても欲求に勝てません。

 

大人でも同じですよね。

 

 

体罰は必要?


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必要です。

 

だからと言ってただ言う事を聞かないから叩くでは虐待になってしまいます。

 

私の方針ですが

 

自身が重大な怪我をする。または死亡の可能性のある行動。

 

他者に重大な怪我をさせる。または死亡させる可能性のある行動。

 

この2つは子育てをするうえで最優先に考えるべきです。

 

本人が死んでしまっては意味がありません。

 

他者を死なせてしまった場合も本人に未来はありません。

 

失敗する事は成長する事に欠かせない大切な要素です。

 

しかし、1度で人生を棒に振ってしまうような失敗を黙って見過ごすわけにはいきません。

 

小さな子供って本当に怖いです。

 

車がバンバン走っている道路に平気で飛び出そうとうとしたり

 

階段を降りる時に勢いよく飛び跳ねてみたり。

 

危ないと思われる時は親が傍にいて安全を確保しつつ注意を繰り返しましょう。

 

ここで何回言われても聞かないようなら体罰もやもうえません。

 

死ぬよりマシです。

 

結果的に体罰は良い方向には進みません。

 

子の生命の危機だけに使える奥の手と考えるのがいいでしょう。

 

 

 

どうしても我慢できなくなったら?

ありますよね。

 

特に小さな子供は言語を理解していても宇宙人と変わりません(笑)

 

「カッ」となった時は6秒数えましょう。

 

心の中でも口に出しても構いません。

 

感情のピークは6秒間と言われています。

 

つまり6秒我慢すれば怒りにまかせての行動は避けられるということです。

 

理想としては「カッ」となる前から準備をしておく

 

「そろそろヤバいかも」って時ありますよね。(笑)

 

・それでも我慢できない時は

 

わかります。あります。よくあります。

 

そんな時は子供の安全を充分に確保したうえで一人になるスペースに逃げ込みましょう。

 

そこでスマホを持って行って好きな曲を1曲聞いていたらさっきまでの負の感情も消えている事でしょう。

 

「子供をほったらかして!!」

 

と言われるかもしれませんが叩くよりずっとマシです。

 

自身の感情をうまくコントロールする事を心懸けてください。

 

 

 

最後に、、

私たち「親」は完璧な存在ではありません。

 

しかし子供にとって親は手本であり見本です。

 

しかし、親にも人権があり子供の理想に沿っては生きいられない部分も出てくるでしょう。

 

子供にも同様に意志があり親の理想通りには育ちません。

 

親の理想の子供を作るのではなく

 

子供の人権を尊重し子供が本来持っている才能や能力を育てる助けをする。

 

この違いを理解し子育てをするべきだと私は思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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