施設の寄付は何が喜ばれる?ランドセルに代わる善意の心

   

「ランドセルはいらない」児童養護施設職員の発したツイートが話題を呼んでいます。

2010年12月25日、「伊達直人」を名乗る30代のサラリーマンの男性から、群馬県中央児童相談所へランドセル10個が送られた事を皮切りに現在でも施設に善意の支援が行われています。

多くの支援が寄せられる中、施設側としては逆に迷惑になるケースも存在します。

おもちゃや古着は飽和状態にあり支援された物資を各施設で規定により廃棄するケースが多く廃棄に掛かる費用もバカにならないのが現状とのこと。

各施設ではホームページなどもあり必要な物を掲載している場合もあるので事前にチェックしてから寄付されることをお勧めします。

後はやっぱり「お金」ですよね。

商品券など換金できるものでも歓迎されるようです。

「現金を送るのは少し抵抗がある」

と、言う方でも実は意外なものが喜ばれるとの噂を耳にしたので詳しく書いていきます。

 

お時間の許す限り御観覧ください。


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教育サポート

実は意外なことに児童養護施設から1番リクエストが多かったのがこの教育サポートです。

教育サポートって?

簡単に言えば家庭教師ですね。

各施設にもよりますが子供たち2.3人に対して学校授業の補足などを行ってほしいとの声が多いです。

これなら時間さえあれば学生や社会人の方でも可能です。

特に教育関係の進路を希望されてる学生にとっては経験を積める良い場所かもしれません。

近くに児童養護施設があり教育に関心のある方は問い合わせてみてはいかがでしょう?

 

 

子供たちの話し相手


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児童養護施設では人材不足の為、子供たちに充分に接する時間を設けられない施設が多くあります。

幼児などはマンツーマンで対応せざるを得なく年長の子供たちの相手をする人が不足しているとの事です。

ただ一緒にいて学校での出来事や悩み事を聞いてもらえる存在が子供たちにとっては心強いです。

デリケートな悩みを抱える年頃の子供も多く経験豊富な大人が答えてあげることにより心のケアにも繋がります。

 

 

消耗品、日用品

これは言うまでもなくタオル、トイレットペーパーなど生活するうえで欠かせない物です。

どこの家庭でも貰えばうれしいですよね。

消耗品、日用品をピックアップしてみたので参考にしてください。

消耗品・日用品

トイレットペーパー、テッシュ、各洗剤、石鹸、シャンプーリンス

キッチンペーパー、ビニール袋、歯ブラシ、歯磨き粉、タオル

肌ケア用品(ワセリンなど)、生理用品、掃除用品、キッチンスポンジ

まだまだ沢山あると思いますがサッと思いついただけでもこれだけあります。

 

引き出物などで貰った使用していないタオルなど送ってみては如何でしょうか?

喜ばれると思いますよ。

 

あとがき

児童養護施設は国や地方自治体から文化的な生活を送るためにお金を貰っていますがまだ充分な生活が送れているとは言えません。

お金は大事です。願う事の大半はお金で解決できるでしょう。

しかし、一般家庭で育った方は気が付き難いかもしれませんが充分な愛情が無いと心は育ちません。

もちろん、お金がないと充分な愛情を与えることが困難なのも事実です。

児童養護施設が現在、求めているのはこの充分な愛情を与える環境ではないでしょうか。

「子は未来を担う宝」

私たち大人が力を合わせて子供たちに最適な環境を作っていかなければいけませんね。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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