東山動物園でスロープシューター急停止事故。原因は人為ミスか?

   

3月21日午後3時。

名古屋にある東山動植物園内の遊園地で、

スロープシューターが急停止する事故がありました。

 

急停止した乗り物に、後方から来た2台が相次いで衝突。

 

2台目に乗っていた女性が腰に痛みを訴えています。

 

直後の午後3時半。

 

同じ遊園地内の観覧車では、

ドアが開いたまま36mもの高さまで登る事故が発生。

 

しかもこちら、母親が気づき停止を求めるも

「他の客が乗っているから停められない」

などという理由で

女性アルバイトは母親の願いを

聞き入れなかったそうです。

 

スタッフの確認ミスでドアが開きっぱなし。

 

さらにはその危険な状況に気付いても停止しない。

 

ありえない人為ミスですね。


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スロープシューターの事故について

 

過去にも点検の不備がありました。

 

今回については点検時点での

状況についてはまだ不確かではありますが、

 

事故が起きている以上

点検が疎かであった可能性は高いですし、

 

逆に点検で問題がないのであれば

点検方法がそもそも間違っている可能性もあります。

 

遊園地は屋外施設であるため、

風雨に曝される等で劣化が激しく

見た目以上に脆くなっていることがあります。

 

ですがそのことに我々利用者が

意識することなく、

いつも安全に乗れるように

整備するのは当然の義務です。

 

もちろん、どんなに注意をしても

起きてしまう事故はあります。

 

その事故の発生率を下がられる限界まで下げて、

利用者を楽しませてもらいたいですね。

 

観覧車の事故について


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こちらは敢えて考察する

必要もありませんね。

 

完全な人為ミスです。

 

まず乗車時にドアを

閉め忘れるというミス。

 

さらにそのことに気付いた

母親からの停止要請を

聞き入れないという判断ミス。

 

しかも母親に応対したのはアルバイト。

 

その場で社員に連絡する等、

上司に指示を仰いでいれば

すぐに停めることが

できたのではないでしょうか。

 

乗車していたのは小中学生だけでした。

 

何事もなく一周したからいいようなものの、

母親は生きた心地がしなかったことでしょう。

 

おそらく何度も何度も懇願し、

それでも聞き入れてもらえず

祈るように子どもたちが戻ってくるのを

待っていたに違いないです。

 

想像するだけで胸が苦しくなります。

 

従業員には今一度、

命の大切さを教育してもらいたいと思います。

 

まとめ

 

遊園地の楽しい時間に

冷水を浴びせられる事故でした。

 

楽しい時間に起きる事故は

他のどんな事故よりも悲しみが強いです。

 

遊園地は営業を当面停止するそうですが、

再開する際には

点検・教育を怠らず

事故の起きない運営を

心がけて欲しいですね。


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 - 社会, 雑記