タンス預金の復活か?マイナス金利政策が与える影響と追い風になる住宅市場

   

日銀が1月29日に正式発表したマイナス金利政策が、2月16日より始動した。

このマイナス金利政策を受け各市場は大混乱。

1月29日の日経平均は800円以上の乱高下をし終値17,518円30銭となる。

その後、約2週間ほどで3000円ほど値下がりし一時は15,000円を下回る日もあった。

3月16日現在日経平均は16,981円で回復をしているが今後の動きに目が離せない。

マイナス金利になると一般家庭にも影響が生じるので、今回はその部分を書いていきたい。


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銀行預金もマイナス?タンス預金の復活か?

まず、結論から言うと預金から毎年金利を取られる事はないでしょう。

政策金利とは、金融機関が日本銀行(日銀)に適用されるものであってマイナス金利になったから

と、いって預金に対してマイナス金利が適用される可能性は限りなく低いでしょう。

しかし、マイナス金利の影響で日銀から利息を貰う事で楽に運営できていた金融機関が運営困難な状況に陥る事もあるでしょう。

運営の困難な金融機関は「口座管理手数料」を取る可能性があります。

預金残高の高低で手数料を%形式で取る金融機関も現れるかもしれません。

ここでタンス預金の復活です。

となると悪いことを考える輩も増えてくるかもしれません。皆さんタンス預金の際はくれぐれもご注意を。

住宅ローン金利の引き下げで購入予定者には追い風

このように長期金利もマイナスとなると、長期金利に連動して金利が設定されている住宅ローン固定金利(固定10年、固定20年、フラット35など)

商品の金利が2月の実施金利よりもさらに低下することになります。

実際に2月末に公表されたメガバンクの固定金利は、10年固定で0.8%~0.9%、20年固定でも1.6%前後に低下しており、

フラット35の金利も最低水準である1.2%前後の数値が各金融機関から公表されています。

住宅ローンをはじめ教育ローンやマイカーローンなど借り手にとっては歓迎すべき状況ですね。

新居の購入を予定されている方は合わせて太陽光発電システムの導入にも頭を悩ませている状況ではないでしょうか?

売電価格は年々下がり続ける傾向にあり機を逃すと損失額も大きくなってきます。

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もうすこし・・もうすこし・・と考える前に一度、住宅展示場などに行き本格的に購入を検討されてはいかがでしょうか?


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