メビウスなど一部銘柄タバコ、4月に値上げへ。いくらの値上がり?また増税?
今日、肩身の狭い思いをしている喫煙者も多いのではないのでしょうか。
喫煙スペースは年々減らされ、電車のホームや車内で煙草が吸えていたのも今では考えられないほど遠い昔の記憶となってしまいました。
それに加え、ドンドン上がるタバコの値段。本当に肩身が狭いですね。
300円以内で買えてたよなと思う喫煙者も少なくないのではないでしょうか?
それが、またです。4月1日に一部銘柄にて値段の引き上げとなりました。
気になるのは「一部」という部分ですよね。
では、どんな銘柄が上がってどんな銘柄は据え置きなのでしょうか?
ブランド名 | 改定後の価格 | 値上げ幅 |
メビウス | 440円 | 10円 |
わかば | 290円 | 30円 |
ウルマ | 290円 | 30円 |
エコー | 290円 | 30円 |
バイオレット | 280円 | 30円 |
しんせい | 280円 | 30円 |
ゴールデンバット | 260円 | 50円 |
JT主力ブランドの旧マイルドセブンの「メビウス」以外は旧三級品と呼ばれる、銘柄ですね。
旧第3級品は、値段の安さの魅力、1本1本の味の違いが楽しめるタバコなので愛煙している方も多いのではないのでしょうか?
ちなみに、「MEVIUS」という名称は旧MILD SEVENのイニシャル「MS」を前と後ろに配置し、evolutionの略語「EV」と、わたしとあなたの意味を持つI Youをスラングにした「IU」を合わせて「MEVIUS」と名付けられたそうです。
あれ?値段が上がるのはこれだけ?そうなんです。値上げされるのはこの8銘柄のみです。
セブンスター、マルボロ、ハイライト、ピース、クール、ホープといった商品は今回の値上げ対象ではないようです。
これらの銘柄を吸っている人は、ホッと胸を撫で下ろしたことでしょう。
では、一体なぜ値段が上がることになったのでしょうか。
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JTはメビウスの高級化をめざしており、岩井睦雄・専務執行役員は「品質を向上させる投資を続けるため」と説明した。旧3級品については、税金が上がる分は1箱あたり20円だが、値上げに伴う減収見込み分も価格に転嫁したという。
引用:http://www.asahi.com/articles/ASJ1Q5G6CJ1QULFA028.html
ふむふむ。
メビウスに関しては高級路線を目指しており、その一環での今回の値上げということだそうです。
高級化?なんじゃそれ?
メビウス愛好家の方はそう思ったに違いありません。
私もそう思いました。
タバコに高級かそうじゃないかの違いがあることも今回初めて知りました。
「おお、あいつ赤マル吸ってる。金持ちやな」
「あいつ、メビウス吸ってるぜ。笑ってやろうぜ」
そんな会話聞いたことがありません。
そもそも非喫煙者の方にとってはどれも同じでたばこを吸っていること自体、金持ちだな(笑)状態だと思います。
また、今回の値上げは1985年の「日本専売公社」から民営化され「JT」となって以降初めての”増税以外”の値上げだと言う。
今後ますます値段を吊りあげられると予想されるタバコ。
増税しても税収はほぼ横ばい。
となると、格好の標的となっているのは間違いありません。
絶対に値段が下がることはないと思っていいでしょう。
たばこ増税を打ち出せば、政治家にとってもいい票田となっていると思います。
非喫煙者、とりわけ禁煙に成功した方は「ドンドン上げろ。おれはもう関係ないもんね」と思っているのではないでしょうか。
現在タバコを吸っている方は4月1日以降、禁煙にチャレンジするいい機会かもしれません。
チャレンジだけでも。
今回値上げされる銘柄以外を吸っている方もチャレンジだけでも。
禁煙は無理だよという方も、節煙してみるいい機会かもしれません。
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